(R)FCCの設計・建設には、各種の高度なプロセス技術が必要とされます。 反応塔では、原料油を噴霧させ、流動状態の触媒と接触させることで、C3・C4オレフィンやガソリン留分等に分解します。分解した炭化水素は下流の蒸留塔で順次製品に分離されます。 またプロピレンの精留装置や分解ガソリンの脱硫装置を設置する場合もあります。
接触分解装置は原油中の高沸点留分(重質軽油,重油)を流動する触媒粒子により分解し,低分子量のLPGやガソリン成分などにするプロセスである。 ビデオ資料 出光興産北海道製油所FCC装置(39秒). 原料油蒸気は反応塔の底部から供給され,ライザー管内部で流動化した触媒と接触することによりLPG, ガソリン,軽油留分にただちに分解 ...
流動接触分解( FCC )とは、分子の大きい重質油留分を低分子のガソリンや中間留分に分解する反応をいい、500度以上の高温で重質油と流動接触分解触媒とを接触させることにより進行します。 流動接触 ... コスモ石油では、重質油から効率的にガソリンを製造できる独自の流動接触分解触媒を開発し、製油所での商業運転に利用しています。
ここは石油精製においてとても重要なポイントですが、最後に残された残渣を付加価値の高い「白油」にアップグレーディングする二次装置の処理能力が製油所の競争力を大きく ... 富士石油では、重質な原油を分解・精製して軽質な石油製品を生み出す、代表的な重質留分分解装置である「流動接触分解装置(FCC)」と「減圧残油熱分解装置(ユリカ ...
石油精製プラント用機器 ... 装置には減圧蒸留軽油を原料とするFCC(流動接触分解 装置)と、常圧蒸留残油を原料とするRFCC( ...
シューホフの接触分解装置(バクー、1934年). 接触分解(せっしょくぶんかい、catalytic cracking)とは、一般的には触媒の作用によって生ずる分解 ... 粉末状の固体触媒を流動層状態で使用することから流動接触分解、FCC(Fluid Catalytic Cracking)とも呼ば ...
接触分解法は大別すると固定床式、移動床式、懸濁床式および流動床式に分けられる ... 形で生成するコークスは再生塔で燃焼させるが、この燃焼熱は装置の熱源となる。
接触分解は石油の灯油以上の高沸点留分を触媒を用いて分解して、高オクタン価の ... 残油を原料の一部に使い始めており、残油 100 %で設計される装置も実用化されている。 ... 粉末状の固体触媒を流動層状態で使用することから流動接触分解、FCC(Fluid ...
槽とスライ ドバルブの設計,触 媒分離装置,磨 蝕防止ラ. イニング,お よび触媒自体についてすらも,こ れら流動. 接触分解プロセスに関連する諸 々の問題の解決に大きな.
流動接触分解触媒は名前の通り,流動状態で使用されますが,今日の反応器は触媒の ... ここに,減圧軽油(VGO)などの重質留分を軽質化する分解装置としての流動接触 ...