2017年2月23日 ... 当社は日用品を製造し販売していますが、一般の消費者の方を代理する弁護士から、「 依頼者が購入した製造物の不具合が原因で依頼者がケガをしたので、製造物責任法に 基づいて損害賠償を請求する。」という内容の書面が届きました。そもそも製造物責任法 とはどのような法律なのでしょうか。 製造物責任法は、消費者保護 ...
製造物責任法は、その適用範囲を「製造物」の. 欠陥に起因する損害に限定しており(法3条)、. さらに「製造物」とは「製造又は加工された動. 産」(法2条1項)をいうものと定義している。 製造物責任の無過失責任化は、高度な科学技. 術の応用と大量生産・大量消費を特徴とする近. 代的工業の発展に伴って、製造物に関する安全. 性の確保が製造 ...
2012年11月13日 - 製造物責任法は、製造物の「欠陥」をもって、. その製造物の製造業者等が負うべき損害賠償責. 任の責任要件として定めている(法3条)。この. 製造物責任法上の賠償責任は、民法上の不法行. 為責任が行為者の「過失」を責任基準とするも. のであるのに対し、「過失」を要件としないと. いう意味において「無過失責任」にほかなら ...
製造物責任法に基づく賠償責任については、. 原告である被害者の側において、被告が「製造. 業者等」に該当することや「製造物」の「欠陥」. によって「損害」が引き起こされたことなどそ. の要件とされている事実(請求原因事実)を主. 張立証しなければならない*1。 しかし、原告が請求原因事実を主張立証する. ことができた場合であっても、被告は、 ...
製造物責任法(せいぞうぶつせきにんほう、平成6年7月1日法律第85号)は、製造物の欠陥により損害が生じた場合の製造業者等の損害賠償責任について定めた法規のことをいうが、形式的意義においては、上述の損害賠償責任について規定した日本の法律のことをいう。1995年7月1日施行。製造物責任という用語に相当する英語の(product ...
欠陥の判断基準 当該製造物 の特性 通常予見される 使用形態 当該製造物を引 き渡した時期 その他の当該押 製造物に係る事情 [欠陥]と行政上の 安全基準との関係 判断 基準 製造物自体が有する固有の事情、 製品の有用性
第2章 対象とされる物(第2条第1項) 1.対象 それでは、我が国のPL法で、どのような物が製造物責任の対象となるかといえば、PL法の第2条第1項で、対象となる「製造物」とは、「製造又は加工された動産」をいうものとされている。
製造物責任法. 製造物責任法(せいぞうぶつせきにんほう)とは、製造物の欠陥が原因と なって起こった損害の、損害賠償責任について定めた法律のことです。 製造物責任 「 product liability」を略して、PL法とも呼ばれます。 民法では、損害賠償責任を追及する とき、不法行為による被害として、加害者側の故意の過失があったことを、被害者側が ...
二 当該製造物が他の製造物の部品又は原材料として使用された場合において、その欠 陥が専ら当該他の製造物 の製造業者が行った設計に関する指示に従ったことにより生 じ、かつ、その欠陥が生じたことにつき過失がないこと。(期間の制限 ...
1 製造業者等の抗弁事由 製造物責任法3 条の要件が全部満たされる場合,製造業者等は,抗弁となる事実を主張・立証でき ... の誤使用が想定されます。被害者の誤使用は,欠 陥 及び因果関係の認定においても考慮されますが,誤使用を考慮しても ...